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日本は無宗教??世界が驚く日本の宗教観とは…

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Guten Tag!!みなさん、こんにちは。

 

海外に留学するのであれば、宗教について考えさせられる機会が少なからずあると思います。

 

私も先日、ホストファミリーと話をしていて、

「あなたは何の宗教を信じているの?」

と聞かれた時に、

「多くの日本人は宗教を信じていないんだ」

と答えると、

「じゃあ、あなたは生きる上でなにを信じているの?」

と返ってきました。

 

今まで、そのことについてあまり考えたことがなかったので、解答に困ってしまいました。

 

世界的に見ると、日本の宗教観はかなり独特だと言えます。

 

そして、海外で生活をしていると、宗教について聞かれたり、宗教に関する話題で話をするということが結構あるので、日本の宗教観について知り、自分の言葉でそれを説明できるようにしておくことは非常に重要なことだと思います。

 

そこで今回は、世界や日本の宗教について自分なりに調べたり、感じたことをまとめていきたいと思います。

 

1. 世界の宗教観

皆さんは、”世界の3大宗教”と聞いてパッと答えが出てきますか?

意外と答えられない人も多いのではないでしょうか。

 

世界の3大宗教は、キリスト教・イスラム教・仏教の3つであると言われています。これらは、世界的に広く信仰されている宗教としてこう呼ばれています。

 

私が生活するドイツを始め、ほとんどのヨーロッパの人々はキリスト教を信仰しています。

 

宗教を強く信仰する人々にとって宗教は、精神的な支柱となるものであり、それによって自らの行動を自制しているという考えがあるので、宗教を持たない人に対して不安を感じることもあるようです。

 

しかし、僕の経験では、自分は宗教を信仰していないと言っても、変な目で見られたりなどと言ったことはなかったので、人にもよるとは思います。

 

2. 日本の宗教観

2-1. 宗教へのイメージ

クリスマスにはキリストの生誕を祝い、年末年始には神社でお参りをし、結婚式は教会で挙げ、葬儀の際は仏教の方式で執り行う。

このように日本には、様々な宗教による風習が生活の一部として自然と根付いています。

 

このような宗教に対する寛容性は、海外の人から見ると非常に奇妙なことのようです。

 

また日本人の中には、オウム真理教による地下鉄サリン事件などの歴史から、(特に新興宗教に対して)宗教は怖いと考えている人も少なくないと思います。

実際に私も以前は、”宗教”と聞くと若干ネガティブなイメージを無意識のうちに抱いていたような気がします。

 

これは多くの日本人が抱く、"唯一神を信じ、熱心に信仰することに対する抵抗心"から来る独特な考え方です。

 

2-2. 日本人は無宗教なのか…?

日本人は無宗教だとよく言いますが、実際はどうなのでしょうか?

 

もちろん、日本人の中にも熱心に宗教を信仰している人はいます。

ただ、一般的に「宗教を信じていますか?」と聞かれて、はいと答える人は少ないように感じます。

 

しかし私たちは、キリスト教やイスラム教のように、唯一神を信じ、経典を遵守するというように熱心な信仰はしていなくとも、なにも信じていないというわけではありません。

 

平成29年の文化庁の調査によると、日本の信者数は、神道が46.5%、仏教が48.1%であると報告されています。

つまり、私たち日本人のほとんどは、神道か仏教のどちらかを信仰しているということになります。

 

そんなこと言われても、私は信じていないし…と思う人も多いと思いますが、これらは”文化”として日本国内に深く根付いているので、”宗教”として意識することが少ないということが言えると思います。

 

2-3. 神道とは…

先ほど、日本人のほとんどは仏教か神道を信仰していると書きました。

 

仏教はなんとなくわかるけど、神道ってなに?と思った人もいるのではないでしょうか。私も調べるまでは神道についてよくわかっていませんでした。

 

神道とは、仏教伝来のはるか昔、縄文時代に日本で生まれた宗教であると言われています。開祖はいませんし、経典があるわけでもありません。

神道では、自然の中にある全てのものに神が宿ると考えられています。

それらは八百万(やおよろず)の神などと呼ばれ、天照大神をはじめとし、800万もの神様がいるとされています。

 

自然や祖先を敬い、それらに神を見出すのが神道です。

 

2-4. 日本の宗教観のメリット

このように日本には、海外の人々から見ると独特な宗教観が存在します。

 

しかし近年、この日本の寛容な宗教観は世界の宗教家から期待されているそうです。

というのも、日本には様々な宗教を信仰する人たちがいますが、その人々の間で、あるいは宗教が原因で争いが起こるということはほとんどありません。

 

しかし、世界では一つの宗教を信じるあまり、他の宗教を信じる人々と争い事や揉め事が起こったりしています。

 

様々な宗教が共存し、平和が求められる中で、日本の寛容な宗教観は良いヒントになるのかもしれません。

 

 3. まとめ

日本で生活していると宗教について考えることは少ないと思います。

今回、色々と調べてみて、日本には日本なりの素晴らしい考え方があることがわかりました。

以前は宗教の話になると少し肩身の狭い思いをしていましたが、これからは自信を持って自分の考えを話していきたいと思います。

 

こちらの動画がとても興味深かったので、よかったら見てみてください。


Reasons for religion -- a quest for inner peace | Daiko Matsuyama | TEDxKyoto

 

 

それでは、さようなら。Tschüs!!