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外国人から学んだ”日本人が外国語を話せない”理由

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Guten Tag!!みなさん、こんにちは。

 

先日、Mundo Lingoと呼ばれるインターナショナルパーティーのようなものに行ってきました。

それは、BARにたくさんの外国人が集まって会話やお酒を楽しむものです。

お店に入ると、自分の喋れる言語の国旗が描かれたシールをもらい、それを自分の胸に貼ります。

みんなが国旗のシールを貼っているので、その人が何語を喋れるのかというのが分かります。

それによって、自分と同じ言語の人や学びたい言語を話せる人、もしくは興味のある国の人を見つけて会話ができるというわけです。

 

もしかすると、日本にもあるのかもしれませんが、とても画期的なパーティーだなと感じました。

お酒を楽しみながら、様々な言語で会話をして交流できます。

友達もできますし、何より言語の練習にもってこいです。

またビール一杯2.5ユーロほどなので、日本のBARに比べるとお財布にも優しいです。

 

今回は、そんなMundo Lingoに行って感じたことをまとめていきたいと思います。

 

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1. 外国語に対する考え方

まず、感じたのは外国語に対する考え方の違いです。

そのBARでは、5つ、6つ国旗を貼っている人がゴロゴロいます。3つ以上は当たり前で、逆に2つ以下の人はあまりいませんでした。

その理由として、

”そのBARに来ている”=”外国語に精通しているもしくは興味がある”

ということは言えると思いますが、

「日本だったらほとんどの人が1つか2つになってしまうんだろうな」

なんて考え、海外の人たちはたくさんの言語が話せてすごいなあと感心しました。

 

ところが、これは考え方が違うだけであって、海外の人たちが特別すごいわけではなかったのです。

 

もちろん、本当に5つ、6つの言語を流暢に話すことができる人もたくさんいるのですが、その言語で挨拶ができるあるいはその言語で簡単な会話ができるといった程度でその国旗を貼っている人もたくさんいます。

 

日本人がこのようなBARに行ったら、ほとんどの人が完璧に喋れる言語の国旗だけを貼ると思います。

 

私は、このような「完璧じゃないとダメ」という考え方が、日本人が外国語を話せない理由の一つにあると思います。

 

完璧に話そうとすると、失敗が怖くなって、消極的になってしまいます。

文を作るときも、完璧に作ろうとすると、慣れるまでは時間がかかって会話についていけません。

リスニングの際も、全ての単語を完璧に聞こうとすると、わからない単語が来た時に行き詰まってしまいます。

 

そもそも外国人なので最初から完璧にできるはずがありません。

また、外国語は”話す”ということをしなければ、いつまでたっても上手くならないと僕は思います。

 

私も最初は、文法などもきちんと考えながら文を作っていました。その頃は全く会話についていけませんでした。

しかし、失敗してもいいからとにかく話してみるということをするようにしてみたら、意外とコミュニケーションが取れることに気がつきました。

 

普通の日常会話程度であれば、中学レベルの文法の知識ある程度の語彙力があれば十分だと思います。

現に私は、高校レベルの文法はさっぱりですし、難しい単語も知りませんが、日常の会話で困ることはそんなにありません。

わからない単語があれば、簡単な単語に言い換えてもらったり、ジェスチャーや絵で大体分かります。

 

実は皆さんも英語が喋れるんです!!

 

そもそも言語というのは、自分の考えを他人に伝えるツールです。

ですから文法や発音が完璧である必要はありません。伝わりさえすればなんでも良いのです。

 

伝えられる=喋れるというのが海外の人のスタンスだと思います。

この認識を変えるだけで、「自分は英語が喋れるんだ」ということに気づく人は少なくないと思います。

 

ぜひ、今度外国人と話す機会があった時は、喋れないからと諦めるのではなく、自分の知っている単語やジェスチャーで伝える努力をしてみてください。

そうすれば、意外とコミュニケーションが取れることに気づくと思います。

そしてそれは、あなたの人生を変える一歩になるかもしれません。

 

2. ”島国”としての日本

最近はかなり増えて来ていると思いますが、まだまだ日本で生活をする外国人は世界と比べると少ないと思います。

自分が外国人だからというのもあるのかもしれませんが、ドイツでは、本当にたくさんの外国人が生活しているなというのをよく感じます。

 

それには一つの理由として、日本が島国であるというのがあると思います。

もちろん、島国であるがゆえに良いことはたくさんありますし、悪いと言っているわけではありません。

 

ただ、外国人と関わるという観点においては、外国人と接する機会が少なかったり、海外に行こうとする人が少ないということ。あるいは、世界的な視野で物事を見る人が少ないといったデメリットがあると思います。

 

これらのことから、日本が島国であるということは、外国語を話すことのできる日本人が少ない理由の一つだと私は考えます。

 

島国であるということはどうすることもできません。

しかし、外国人が集まる場所に行って接してみたり、海外のニュースや文化などを調べてみたりすることで、そのデメリットはかなり解消することができると思います。

 

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3. 言語の類似性

ほとんどのヨーロッパの言語は、もともとは一つの言語から派生したと言われています。

そして基本的には同じローマ字を使います。

 

私はドイツ語を勉強していますが、英語とドイツ語はかなり似ていて、理解しやすい部分がたくさんあります。

 

一方、日本語とヨーロッパの言語にはかなり違いがありますよね。

発音やアクセントはもはや別次元です。

 

ヨーロッパの人がたくさんの言語をしゃべることができるのは、このことが大きいと思います。

これに関しては残念ですが、努力をして乗り切るしかないと思います。

そして、ヨーロッパの言語を一つ覚えてしまえば、比較的簡単に他のヨーロッパの言語も取得することができるかもしれません。

 

しかし、考えてみれば日本語に似ている外国語も存在します。

中国語や韓国語はよく、日本語と似ていると言われます。

これらの言語に関しては、欧米の人たちよりアドバンテージがあると思うので、そういった言語を学ぶというのも一つの手かもしれません。

 

〜まとめ〜

もちろん、必ずしも海外に行くこと、外国語が話せることが良いことだとは言えませんが、そうすることで新たな価値観や可能性が生まれるということは間違いないと思います。

 

2020には東京オリンピックが開催されますし、近年政府も外国人労働者の受け入れ拡大を検討したりとこれからますます日本に来る外国人は増えていくでしょう。

最近は良い翻訳ツールも出て来ていますが、それでもやはり、表現の仕方の違いやタイムラグがあるという課題が残されています。将来、同時に翻訳してくれる機器が発明されるかもしれませんが、それにはまだもう少し時間がかかると思います。

となると、外国語を喋れる人の需要は増えますし、なにより外国語が話せると世界中に友達ができます。

違う文化や考え方を持った友達と会話をすることは本当に楽しいですし、自分の視野も広がります。

 

外国語を完璧に話せるようになることはとても大変なことですが、これまでの知識を活かせば、英語である程度コミュニケーションを取るということはそれほど難しくはないと思います。

そして、そこまで来れば、あとは話しているうちにどんどん上達します。

 

外国語を勉強する上で、”自信”というのはとても大切なファクターです。

話してみて相手に伝われば自信がつき、自信がつくとどんどん話したくなります。

その積み重ねで外国語は上達して行くと思います。

そのサイクルを作り出すためにも、まずはチャレンジしてみてください。

意外と伝わることに気づき、自信がついたらこっちのものです。

 

偉そうにこんなことを言っていますが、私のドイツ語はまだ幼稚園レベルですし、英語も到底完璧とは言えません。

私も早く外国語を習得するためにたくさんチャレンジしたいと思います。

なので皆さんもぜひ、一緒に頑張りましょう!

日本にもMundo Lingoのようなパーティーがあればぜひ、行ってみてください。

 

 

それでは、さようなら。Tschüs!!

 

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